生成的AIで社会的インパクトを促進する健康の公平性のためのイノベーション #AWSreInvent #IMP202
AWS認定トレーニング講師の平野@おんせん県おおいたです。
今日は「Innovating for health equity to drive social impact with generative AI」というタイトルのセッションについてレポートします。
公式セッション紹介(日本語訳)
AIを活用したジェネレーティブ・アプリケーションがどのように社会的インパクトをもたらすかを学びましょう。このセッションでは、Hurone AIがAmazon Bedrockを活用して、中低所得国において文化的に対応したがん治療とケアへのアクセスを増加させることで、どのように医療の公平性を高めているかを紹介します。AWSのエキスパートが、セキュアでスケーラブルなジェネレーティブAIアプリケーションを構築するための重要な検討事項と規定ガイダンスに飛び込みます。本セッションでは、ミッションインパクトを加速するための、安全で費用対効果の高い、責任あるジェネレーティブAIアプリケーションの設計に関する重要な洞察を得ることができます。
オンデマンド動画
概要/オススメポイント
このセッションは、生成AIがどのように社会に貢献できるかをテーマにしています。 前半は、スライド用いたセッション、後半は登壇者によるディスカッションです。
まずはHurone AIのファウンダー・CEOであり、医師のKingsley Nodohさんのセッションです。アフリカではガン専門医が少なく、ガン患者の治療の機会が失われています。
そこで彼の会社では、特にガン患者の治療(生存計画、副作用管理)に重点を置いて、遠隔治療をサポートするAIベースのソリューションを開発しました。
一般的なトレーニングデータはそのままでは利用できません(たとえば、同じ症状でもアメリカとアフリカでは疑うべき病気がことなる)。アルゴリズムやデータに対応できるよう、文化的に敏感なテクノロジーを構築する必要があります。(他にも多くの課題解決の説明がセッションではあります。ぜひビデオをご覧ください)
3ヶ月のベータテストの結果です。Bedrockの使用や、この技術を患者とのエンゲージメントや症状管理、副作用管理に使用したことで、多くの反響がありました。最近、ナイジェリアとケニアに進出、今後ブラジルにも進出します。
次に、AWSのプリンシパルSAのMrudさん(非営利団体担当)のセッションです。 主に技術、特に生成AIに関しての話です。
生成AIを応用する際の懸念事項や、技術選定について詳しく話されていますので、詳細はビデオでご確認ください。
後半は、ディスカッションです、ディープな内容でした。スライドがないのでわかりにくいとは思いますが、ぜひ視聴にチャレンジしてみてください。
ぜひ多くの方に視聴頂きたい内容です。
まとめ
セッションの概要を紹介しました。ご興味があれば上記のリンクよりセッション動画をご覧ください。
また、英語が苦手な方は、YouTubeの概要欄の「文字起こし表示」を活用してみて下さい。例えば文字起こしのテキストを翻訳ツールに簡単にコピペできます。
皆様のスキルアップのお手伝いになれば幸いです。